経理から税理士事務所への転職でよかったこと

10年以上経理の仕事をした後、税理士事務所へ転職しました。
経理から税理士事務所へ転職してよかったことはこんなことです。

目次

実務経験が満たせる

よかったことの一つ目は、税理士登録をするための実務経験2年を満たせたことです。

税理士登録をするためには、税理士試験に合格などの税理士となる資格に加え、実務経験2年が必要となっています。
税理士事務所で働いて実務経験を満たす人が多いですが、経理の仕事でも実務経験になります。

私は経理として働いていた会社の上司にお願いして、在職証明書にハンコを押してもらいました。
会計事務所で働いた経験がなくても、経理で実務経験がある人は経理として働いている(働いていた)会社に在職証明を出してもらうことも考えてみてはいかがでしょうか。

法人の決算に慣れている

よかったことの二つ目は、法人の決算に慣れていたことです。

税理士事務所が行う法人の決算申告は、決算作業がメインのことが多いです。
経理の仕事の経験があれば、法人の申告はしたことがなくても決算は慣れている方も多いのではないでしょうか。
税理士事務所で初めて法人の決算申告の仕事をしたとき、どこから手をつけていいか分からず、途方にくれるということはありませんでした。

経理の経験は、お客様の会社の経理の流れを理解することにも役立ちました。
税理士事務所で働いている人は、簿記に詳しくても、実務で仕訳をしたり経理をしたことはない人が多いので、お客様側でどのように経理をしているのかイメージがつきにくいようです。

一般の会社から税理士事務所への転職

税理士業界へ転職してみて感じたのは、税理士事務所から一般の会社へ転職する人と比べて、一般の会社から税理士事務所への転職する人は、思ったりより少ないことです。
税理士業界も他の業界から入ってくる人が多くなるといいなと思っています。

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