サラリーマンがフリーランスになったときの手続き

サラリーマンがフリーランスになったとき、やらなくてはいけない手続きが、かなりあります。
私がサラリーマンを辞め開業して、この2週間で行った手続きをまとめてみました。

目次

社会保険の手続き

社会保険の手続きは、健康保険と年金です。

健康保険は、国民健康保険か、今まで加入していた健康保険の任意継続のどちらかを選びます。
(状況によっては、ご家族の扶養に入るという方法もあります)

私は、協会けんぽの任意継続を選択しました。
任意継続は、退職してから20日以内に行う必要があります。
退職時に健康保険証を返却しているので、手元に健康保険証がないのは不安。
退職してからすぐに行いました。

手続きは、以下のようでした。

協会けんぽのホームページから、「健康保険任意継続被保険者資格取得申出書」をダウンロード

必要事項を記入、本人確認書類(マイナンバー通知カードと運転免許証)のコピーをつけて、
管轄の協会けんぽ支部へ郵送

1週間後に、健康保険証と保険料の振込書が送られてきました。
健康保険証が届くまで2週間くらいかかると思っていたので、意外に早かったなと感じました。

年金は、国民年金に加入です。
(こちらも、状況によってはご家族の扶養に入るという方法もあります)

区の窓口へ行って、書類に記入して提出しました。

書類の記入には、基礎年金番号かマイナンバーが必要です。

退職した日付がわかるものが必要なので、年金事務所から「資格喪失等確認通知書」が届いてからにしました。「資格喪失等確認書」は、退職日から2週間後に、自宅に届きました。

税金関係の手続き

税金関係では、税務署へ、「開業届出書」「青色申告承認申請書」を提出。
「free開業」を使うと便利でした。

マイナンバーカードがあると、Webで提出できます。
私は、マイナンバーカードを申請中だったので、税務署へ行って収受印を押してもらいました。
提出は、郵送でも大丈夫です。

また、従業員を雇う場合は、「給与支払事務所等の開設届出書」も必要となります。

住民税は、退職した会社が手続きをとるので、自分で行う手続きはありません。
退職後しばらくしたら、住民税の納付書が、区役所から送付されてきました。

その他

その他に行った手続きは、以下のようなものです。

iDecoの変更手続き

サラリーマンからフリーランスになると、種別が変わります。
iDecoに加入している金融機関に電話して、「加入者被保険者種別変更届」を送ってもらい、記入して、返送しました。
国民年金加入後に、返送した方がいいそうです。

中退共へ退職金の請求

退職金請求書へ記入して、中退共本部へ郵送。
振り込まれるまで、1〜2ヶ月かかるようです、

手続きは、かなり時間をとられます。
手続きを効率的に進めていくには、最初に、ご自分に必要な手続きを把握して、リストを作っておくのをおすすめします。

【あとがき】
あるオンライン説明会へ参加。後半は、ブレークアウトルームになって相談会だったのですが。
ブレークアウトルームは多用されていますが、使い方難しいなあと思います。

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