独立しようと決めてからまず始めたのは、話し方教室に行くことでした。
月2回のペースで通っています。
なぜ話し方教室に通い始めたのか
話し方教室に行こうと思ったのは、独立したら自分が1人でお客様と話をするからです。
今働いている会計事務所では、お客様に会って報告するのは、所長です。
たまに所長と同行したりしますが、そのときも話すのは所長がほとんど。私は担当者として、これどうなっていたっけ?と確認されたことに答える役です。
独立したら、自分1人でお客様と話すことになるし、それ以前に仕事をとるためには営業しなくてはいけないし、と考え話し方を習うことにしました。
加えて、専門用語を使わずに話せるようになりたい、と思いもありました。
話し方教室の種類
実は話し方教室に通うのは、2回目です。
6年前にも、今通っている教室とは別の教室に通いました。そのときは、事業会社の経理から会計事務所に転職する直前でした。
転職先の会計事務所では、銀行への営業として銀行員に対しセミナーをするというので、その対策として通いました。
話し方教室にはいくつかの種類があります。
A 発声・滑舌重視のもの・・・アナウンサー経験者が講師のことが多く、早口言葉の練習をしたりします。
B コミュニケーション力重視のもの・・・コミュニケーションスキルの実習をしたりします。
C 構成法重視のもの・・・話の構成のパターンを講義と実習で学びます。
6年前に通ったのは、A×Bタイプ、今通っているのは、Cタイプです。
印象に残るのは話す人の個性がでているとき
講義で、1つのスピーチでは1つのメッセージに絞る、聞いている人に価値があることを話す、聞いている人がイメージできるように話す、ことを学びます。
そして、毎回、3分間スピーチの実習をして身につけていきます。
(メッセージとは、話し手が伝えたいこと、主題です。)
メッセージが聞いている人に伝われば、印象に残るスピーチなのかというと、そうでもないようです。
毎回、スピーチ実習のお題がでるのですが、前回は「体験から学んだこと」でした。
このようなお題だからかもしれませんが、メッセージはどれも似たりよったりになりがちです。
「やってみることが大事」「職場の人間関係を円滑にするには飲むことを軽視してはいけない」など
でも、そのメッセージにつなげる具体例は、話し手の個性が現れます。
メッセージは普段言われていることが多いので、まあそうかなと流れてしまいますが、話し手の体験談は、話し手の独自性・人柄が出て、印象に残りました。
【あとがき】
話す練習、書く練習を同時にすると、相乗効果があるようです。
1つのスピーチでは1つのメッセージに絞る、聞いている人に価値があることを話すは、書く場合だと、1つの記事にはワンテーマ、読んでくれる人に価値があることを書く、になります。