銀行に行かずにすむ方法

お客様の経理担当の方から、「銀行に行かないで支払いをする方法を教えてほしいのですが・・」という質問を受けました。この機会に、銀行に行かずにすむ方法に切り替えましょう。

目次

経理担当者の支払業務は多い

経理担当者が行う、会社の支払いはたくさんあります。

<個人、法人への振込関係>
・給与
・社員の立替経費の精算
・仕入、経費の支払い

<納税>
国税
・源泉所得税
・消費税
・法人税・地方法人税

地方税
・個人住民税
・固定資産税、償却資産税
・自動車税
・法人都道府県民税・事業税
・法人市民税

などなど

毎週、毎月発生するものから、年1回のものまで、種類もたくさん。
会社によっては、経理担当者は毎日支払業務を行い、毎週銀行へ行っていたりします。

振込はインターネットバンキング、納税はダイレクト納付で

振込関係は、インターネットバンキング、納税はダイレクト納付にするのがおすすめです。

給与、社員の立替経費の精算、仕入、経費の支払いは、インターネットバンキングで振込みをしましょう。
現金で支払っている場合は、振込に変えていきましょう。

水道光熱費、通信費の支払いは自動引落しにしておいてもいいですね。
経費の支払いも、アスクルなど自動引落しにできるものもあります。

納税は、国税はすべて、ダイレクト納付(口座引き落とし)という方法で、支払いをすることができます。ダイレクト納付は、期日の指定ができるのが便利です。
e-taxにメールアドレスを登録しておくと、メールで消費税や法人税の中間納付のお知らせが届きます。メールが届いた日に、納税する日を納付期限日にして、納税手続きを済ませておくと、納付もれがありません。

地方税もダイクレト納付ができるようになったのですが、すべてではありません。
個人住民税、法人都道府県民税・事業税、法人市民税は、ダイレクト納付ができます。

自動車税は、ペイジーに対応しているので、インターネットバンキングで、納税ができます。
固定資産税・償却資産税は、ペイジーに対応している市町村もありますが、対応している市町村はそれほど多くはありません。固定資産税・償却資産税は、口座振替にしましょう。

始めるのは事前の手続きが必要

インターネットバンキング、口座振替、ダイレクト納付は、始めるには、事前の手続きが必要になります。申し込みをしてから使用できるまで、1ヶ月くらいかかる場合もあります。

今まではどうせ銀行に行く用事はあるのでという理由で、インターネットバンキング、ダイレクト納付、口座振替にしていなかった方も、この機会に、切り替えていくことをおすすめします。

【あとがき】
先週から、在宅勤務になっています。在宅勤務は、時間管理が難しいです。会社で働いているときより、休憩なし、長時間勤務になりがちです。

よかったらシェアしてね!

経理、税金のお悩み、お困りごとをご相談ください

顧問契約が必要ない、単発(スポット)相談、個人の確定申告のみ、法人の決算申告のみのメニューもございます

目次