遺贈寄付とは、遺産を非営利団体などへ寄付することをいいます。自分の残った財産を社会に活かす、自分から社会へのプレゼントともいえます。
遺贈寄付をされる方々はどのような理由からなのでしょうか?一例をご紹介します。
目次
理由は人によって様々
- 自分の思いを未来へ伝えたい
- 自分が関心がある活動をしている団体に財産を役立ててほしい
- 自分や家族が実現できなかったことを託したい
- 何か社会の役立つことをしたい
- 自分の受けた恩を次の世代へ渡したい
- 人生最後の社会貢献をしたい
- 遺贈した額は原則相続税の対象外になるので節税したい
- 生きた証を残したい
などなど。遺贈寄付をする理由は人によって様々です。
寄付をする人の周りにも思いが伝わる
自分の思いを未来・次の世代に役立てることができる、思いを託した財産が社会に活かされる、など遺贈寄付には、寄付をする人の心を満たす側面があるようです。
遺贈寄付は、社会活動をしている非営利団体へ寄付するので、寄付を受け取った団体と、その団体の支援先に寄付をした人の思いが伝わります。
ただ、思いが伝わるのは、それだけではありません。
家族・周りの方があなたの思いを知ったとき、何ものにも替えられない「思いの遺産」を受け取ることができます。遺贈寄付は寄付をする人だけではなく、その方の家族・周りの人の心にも影響をのこします。
以前相続税の申告のお手伝いをしたとき、遺産の一部をある非営利団体へ寄付したいという相続人がいらっしゃいました。思いをお聞きすると、遺贈寄付に関わる仕事ができたことを嬉しく思いました。
遺贈寄付は、社会、家族、周りの人に、財産だけではなく、思いをのこすことができるのだと感じています。
【あとがき】
相続のフリーマガジンSOZOKUの創刊2号が完成間近です。明日、郵便局へ広告審査に提出に行きます。