今まで経験した仕事は、経理の仕事と、税理士の仕事です。1つは自分で選んだ仕事ではなく、もう1つは自分で選んだ仕事です。
どちらも、仕事を面白くするのは自分次第だなあと思います。
配属されたのが経理部だった
経理の仕事は、自分で選んだ仕事ではありませんでした。
新卒で就職して配属されたのが経理部でした。
大学の就職活動は、なかなか内定がとれませんでした。
今思えば、自分の適性を分かっていなかったと思います。
なんとなくSEになりたいなあと思って、IT業界を受けていましたが、ことごとく受かりませんでした。
たまたま内定をもらったのが、電子部品のメーカーでした。
配属1日目に、上司に呼ばれ「簿記を勉強するように」と言われました。
商学部経済学科というところを卒業しましたが、簿記ってなんだっけ、というレベル。
同じく経理部に配属された同期は、学生時代しっかり簿記を勉強してきていました。
こりゃまずい、と通信教育の簿記3級を申込みました。
意外と経理の仕事は面白かった
新卒で就職した会社で3年働き、就職情報サービスの会社に転職しました。
そこでも経理の仕事をしたので、通算15年間、経理でした。
意外と経理の仕事は面白かったなあと思います。
ただ最初は、繰り返し作業がつまらなくて、もんもんとしていました。
どの仕事もそうですが、面白いと思う仕事は、人さまざま。
同じ職種でも、面白いと感じるところは、人によって違ったりします。
私は、もくもくと数字を集計する仕事は飽きてしまうのですが、そのような仕事が好きという人は経理部に多いです。
私は、数字をもとに、他の事業部や外部の人と話すこと、自分でやり方を工夫して変えていけるところに、面白さを感じていました。
税理士は自分で選んだ
税理士は自分で選んだ仕事です。
選んだ仕事だからといって、すべてが面白いというわけではありません。
面白いと思うのは、数字をきっかけに、人と話すこと、人の話をきくこと。これは経理の仕事をしていたときと同じです。
教える仕事というのは、税理士になってから面白いと思ったことです。
新しい知識を常に入れていくのも、面白いところです。
税法を読むのは面白くありませんが、いたしかたなく。
(税法の背景の考えが分かると面白いといいますが、まだその境地には至っていません)
楽しくない、面白くないと思っている仕事も、状況が変われば楽しくなることもあります。
また、面白くなるように自分でその方法を考えてみる、そのこと自体が楽しかったりします。
【あとがき】
最近notionで、いろいろなデータベースをつくっています。
レシピのデータベースがだんだん増えていくのが嬉しい。