外注先の人から請求書をもらいにくい、ということがあります。
外注先の人が、どうやって請求書をつくればいいのか分からない、普段、パソコンを使わないこともあります。
発注元の自分が、請求書のフォーマットを作り、記入してもらう、という方法を考えているなら、
それをクラウドサービスを使ってやってみるのも一案です。
freeeスマート受発注を使ってみる
freeeスマート受発注というクラウドサービスは、発注元と外注先、どちらも無料で使えるので、始めやすいと思います。
外注先へ請求書を依頼する流れは、
発注元である自分が、請求書の内容を入力して、送信する(請求依頼)
↓
外注先が内容を確認して、請求を送信
になります。
発注元の自分が行うこと
発注元の自分が行うことは、
- freeeのアカウントをとる。メールアドレスが必要です。すでに、freeeのアカウントをもっていれば、そのアカウントを使います。
- 外注先のメールアドレスを教えてもらう。
- 取引先登録で、取引先名と取引先のメールアドレスを登録する。
- 依頼作成で、請求の内容と金額を入力する。
- 請求依頼を送信する。
- 外注先から、請求書が届いたら、承認する。
請求書を作成するとき、外注先の連絡先、振込先の銀行名、支店名、口座種別、口座番号が、すでに分かっていれば、入力してもいいでしょう。
分からないときは、外注先に入力してもらうようにします。
依頼作成は、デフォルトが「発注する」になっています。請求依頼から始めるときは、依頼種別を「請求をもらう」に変更します。
外注先にやってもらうこと
外注先にやってもらうことは、
- 発注元からメールが届いたら、freeeのアカウントをとる。
- 請求内容を確認する。連絡先、振込先情報が空欄のときは、入力する。
- 請求書を送信する。
スマートフォンでもできますので、普段、パソコンを使わない方も、操作しやすくなっています。
普段の連絡はLINEという場合は、外注先の方がメールアドレスをもっていないときもあります。そんなときは、Gmailで、メールアドレスをとってもらいましょう。
メールアドレスがあればできますので、紙で請求書をやりとりするより効率的です。
【あとがき】
お客様へ、電子帳簿法の改正と、消費税インボイス制度への対応を説明する資料作りをしました。
今までPDFでもらっていた請求書を、紙でもらうという流れにはしないようにしたいです。