独立するとお客様との向き合い方が変わりました。
目次
独立前は担当だけど自分のお客様ではない
税理士事務所で働いていたときは、上から担当するお客様が割り振られます。
自分にお客様を選ぶ選択の余地はありません。
お客様も、私を選んだわけではなく税理士事務所が担当者を勝手に割り振っただけなので、お客様にとっても状況は同じですね。
幸いにも担当したお客様で、苦手と感じたお客様はいませんでした。
ただ、担当はするけど自分のお客様という気持ちは持てず、受け身でした。
- 自分の判断では動けず、上にお伺いを立てなくてはいけない
- 一つの顧問先に時間をかけないようにしなくてはいけない(時間をかけると責められる)
- 上は普段チェックしていないのに、トラブルが起きたら担当者の責任(上は担当を責めるだけ)
ということもあり、面倒なことに巻き込まれず、いかに仕事をさばいていくかということが重要でした。
独立後はお客様に何ができるのかを考える
独立後は、お客様が自分を選んで契約して頂いています。お客様との向き合い方は変わります。
独立前はお客様に対して受け身でした。お客様が何を望んでいるのかを自分から聞く、とういう発想自体がありませんでした。
独立後は自分がお客様に何ができるかを考えて行動するようになります。
新しく契約するお客様に、以前の税理士事務所で不便だったことをお聞きすることもあります。
話をお聞きすると、税理事務所側の都合を押し付けているなと思うこともあります。
自分もそうならないように、と戒めます。
責任はすべて自分ですが、お客様にどれだけ時間と労力をかけるか、何を提供するのかを自分で決められるのは独立後のいいところです。
【あとがき】
昨日は調べ物のため、日本税務研究センターの図書室へ。
いつも空いているという印象でしたが、昨日は机がかなり埋まっていました。