専門用語を使わないで話すように意識しています。でも、まったく使わないのもなあ、と思うときもあります。
大切なのは相手に合わせることだと感じます。
専門用語はどこまで使える?
なるべく専門用語を使わないで、お客様と話をするようにしています。
一方、お客様の中には税金に詳しい方もいますので、多少は使ったほうが分かりやすいのかなと思うときもあったり、難しいところです。
今日、事務所にお客様が確定申告の資料を持ってきてくれました。
地震保険料控除証明書があったので、ご自宅のものは所得控除になりますが、賃貸用マンションのものは経費になりますというお話をしました。
話しながら、所得控除って専門用語かな、違う言い方をした方がよかったかなと気になってしまいました。
このお客様は、手書きで申告書を記入したものを資料と一緒にもってきてくれます。
書き方が分からないところと最後の確認をお願いします、という方ですので、会計事務所に丸投げという方ではありません。ですので、所得控除という言葉を使っても違和感はなかったのかもしれません。
相手によって言葉の使い方を変えるのはスキルが必要で、自分の訓練になります。
業界用語でなくてもわからないときもある
業界用語というわけではなくても、何を意味しているのか分からないときがあります。
私にとっては、「執務室」という言葉。
一般の会社から税理士法人へ転職したとき、書面に「初日は直接執務室へ行ってください」と書かれていました。
私が今まで働いていた会社では、執務室という言葉を使うことはありませんでしたので、執務室ってどこ?とかなり戸惑いました。
今まで自分が使ったことがない言葉が当然のように出てくると、戸惑います。自分が話をするときも、言葉の使い方が相手を戸惑わせていないか、気をつけるようにしています。
相手と同じ言葉を使う
不動産賃貸業のお客様で、地代をジダイと発音される方がいらっしゃいます。
私は今まで、地代をチダイと発音していたのでチダイと言いがちなのですが、そのお客様とお話するときは、私もジダイと発音するようにしています。
相手との信頼関係を築くには、相手の話し方や状態、呼吸などのペースを合わせるペーシングが大事。
言葉もペーシングして、相手と同じ言葉を使うようにしています。
【あとがき】
今日の夜セミナーに参加してきました。消化不良でした。なぜこのセミナーに参加するのか、自分の目的意識が曖昧だったのが原因のようです。